スパイダーソリティアF、定番パズルの心地よい再構築。
Switch の スパイダーソリティアF を全問クリアしたので感想を書きます。
スパイダーソリティアF は、Windowsにも入っているあのスパイダーソリティア同様(たぶん)のゲームです。
ランダムに配られた8山のトランプカードをルールに沿って並べ替え、同スートを全て揃えるとカードは消えます。これを繰り返し、すべてのカードを消すことを狙います。
この手のゲームはランダム(or ものすごく多いパターン)でカードが配られて、てきとーにプレイ開始して詰まったらやり直し…みたいなラフな遊びかたをしちゃいがちなんですが、スパイダーソリティアF はきっちり 100 問あり、同じ問題である限りは、何度やり直してもカードの積まれかたは一緒です。
つまり、詰めスパイダーソリティア なのです。
このため一問一問に真剣に向き合う必要があり、プレイ密度が高まります。
とはいえ難易度の上がりかたはゆるやかであり、最初の Easy はスートが一種類しかなく、次に Normal で二種類…というふうに徐々に慣らされていきます。
こうして遊び手は「詰めスパイダーソリティア」の世界に引き込まれ、Hard では作り手が遊んで欲しかったであろう(きっと) 4種類のスートでプレイすることになるのです。
タッチ操作には未対応ですが、キー操作はわかりやすく軽快で、ストレスは感じません。
音楽もどっかのカジノバーにいるみたいなオシャレなもので、気分を引き立ててくれます。カジノバーに行ったことはありませんが。
個人的に猫ちゃんデザインのカードがとても好き。ツボ。
そんなわけで、かなり面白かったです。お値段も 500 円と激安で本当に良いんだろうか的な。
販売元のフライハイワークス、Switch で良作を連発していますが、これからも目が離せません。