DevLOVE HangerFlight Spring Bomb に参加しました
昨日の HangerTalks の熱が冷めぬまま、本日 2011/5/21 は DevLOVE HangarFlight - Spring Bomb - に参加しました。
詳細は Togetter をご覧ください。以下は、感想を。
講演の感想
当日は裏方メインで、講演は、やきとりいこと鳥井さん @yotii23 の「はったり活用法 - より高く飛び,そして帰還するために」のみ(司会として)聴かせていただきました。
仕事でお客さんと話すとき、自分の説明できないことを聞かれて慌てるシーンはよくありますが、そのときのベストプラクティスを「はったり」という観点から分析してまとめていて、ちょっと、このユニークな分析は他にはないのではないか、と感じました。また、そのときにはったりを活用する理由が「保身」ではなく「お客さんと良い関係を築き、よいサービスを提供するため」というのも素敵でした。
個人的には、かつて小さい受託システムで、要件定義から運用保守まで全部担当した時のことを思い出しました。。。最新の技術動向に、お客さんのほうが詳しかったりするとかなり冷や汗が出たりしますよね(ははは・汗)。
最後に、DevLOVEからの無茶ぶりを快く聞いていただき、ありがとうございました!!
イベント雑感
昨日の HangerTalks につづき裏方としての参加となりました。おもしろそうな講演ばかりで耳がダンボになったりしつつも、この場を作っている充実感というのもあり、本当に不思議な体験をしているなあと。いま、我々が体験していることは一体何なんだ? わかりませんがすごい疾走感です。
今回も参加者の方においしいお菓子をいただきました。いつもありがとうございます m(_ _)m
さいごに
スピーカーの皆様、参加された皆様、ありがとうございました。裏方の皆さま、お疲れ様でした。みなさまのフライトの成功を心より願っております。
DevLOVE HangerTalks に参加しました
2011/5/20 に開催された DevLOVE HangerTalks 〜空を飛ぶのに、翼の1本や2本折れたところで。〜 に参加しました。
今回は、DevLOVE スタッフである「こしば」さんと「ちゃちゃき」さんのお二人よりお話を聞きつつ、参加者全員で対話を行うというものでした。詳細については、Toggeter をご覧ください。
イベントの雑感
お二人の講演が、いつになく心にしみる内容でした。自分の中の自分にとって重要な問題を、自分の考えで解決していく話。まさに "あなたの話が聴きたい" を地で行く、すばらしい講演でした。最後の参加者ダイアログも含めて。
お二人の、印象に残った言葉です。
- 希望をなくしたら死ぬしかない。希望さえあれば生きていける。(こしばさん)
- 今よりよい未来を、大事な人のために。(ちゃちゃきさん)
主観による紹介LTをしました
今回は、お二人のお話の前の「紹介LT」群にまじって、こしばさんの紹介LT をさせていただきました。
といっても、私の「こしば歴」はまだ半年。このようなご紹介をする事におこがましさも感じましたが、それでも、これまでこしばさんと接していて少なからず感銘を受けた部分について、余す所なく盛りこんでみたつもりです。似顔絵が(見ないで描いたという言い訳をもってしても)似てなさすぎる点はご容赦ください。
Developers Summit 2011 のこと
なかなか書けなかったのだが、少しだけ。2/17〜18 に開催された Developers Summit 2011 に参加したときのことを。
デブサミは、今年が初参加である。2010年になるまで私はそもそもこうしたイベントや勉強会などに参加したことがなかった。いや、カンファレンス系のものに出たことはあったのだが、たんなる傍観者の域を出ず、けっきょくすべてのスキルは自習以外では身につかないと考え、興味自体を持つことがなかった。
しかし、2009年のリーマンショックを機会に、IT勉強会に参加。その後、とりつかれたように参加しまくり、あれよあれよというまに、2010年の末にはとうとう DevLOVE スタッフの仲間入りをさせていただいた。
そして KDI 野村さん @nomutaka と共におこなう参加型セッションの企画、帆立て (#4tate) のこと、デブサミ配布しおり の作成。
企画を通して、わたしは徐々にデブサミがどういうものであるのかをおぼろげながらも知ることになった。主催者である岩切 @kohsei さんの想いの強さ、9回もこの奇跡のイベントが続いていること、@papanda さんをはじめとするすでに参加した皆さんの、デブサミに対するそれぞれの想い。
私はそんな想いを感じながらの初参加となった。セッションは以下の 6 つしか聞けなかったけれど、幸せな参加であったと思う。
- 【17-E-1】DBも進化せよ〜変更に強いDB開発方法論を導入するためにJiemamyのチャレンジ
- 【17-B-5】今そこにあるScrum
- 【17-E-7】デブサミオフィシャルコミュニティから選出のLT大会2011
- 【18-D-1】これからのRIAの話をしよう 〜システムの利用者と開発者にやさしい、UXとUI設計について〜
- 【18-B-3】これからの「アジャイル」の話をしよう ――今を生き延びるための開発手法とスキル
- 【18-B-7】未来のために私たちの帆を立てよう
どれも、素晴らしいセッションだった。地豆の思わず使ってみたくなる素敵な紹介とその場リリース、豊富な経験に裏打ちされた質疑応答が圧巻の「今そこにあるScrum」、世界の広大さを感じたLT大会、容赦ない内容の濃さで攻めるRIA、腹をくくった「アジャイル」の胸が熱くなる話。すくすくスクラムの OpenJam も楽しかった。
そして、最後の 18-B-7 で参加者のみなさんの掲げた色札を数える「野鳥の会」をしながら、わたしは考えた。デブサミは、開発者という人々の「想い」に焦点を当てる、稀有な場であるのだと。
この場を創りだしたスタッフの皆様と、スピーカーの皆様、当日お会いして話をしたすべての参加者の皆様に、感謝。
初デブサミを終えて、わたしは今、自分のまわりに横たわる「なぎ」の海で、帆を立てて航海することができるかを模索している。この日を無駄にはしたくない。
2011年は、Rails3を使おう!〜masuidriveに学ぶ に行ってきました
1/12 に開催されました 2011年は、Rails3を使おう!〜masuidriveに学ぶ に行ってきました。
Rails3 について概要がざっくりわかり、なかなか良かったです。懇親会には出られませんでしたが…
追記:当日のつぶやきをまとめました。http://togetter.com/li/88929
以下、自分用メモです。ちっともまとまっていません。
1. Rails3情報源の歩き方 @knsmr
- ASCII, @IT, Matzの追っかけ, Google, そしてRails
- 英語圏だと情報がすごく多い
- エンジニアはもちろん英語を読めたほうがいい。TOEICはペースメーカー。800点後半で講演がわかるなど
- まずは公式サイト, Screencasts おもしろい, Document/Guides 他の本はいらない?! APIリファレンス, 公式アナウンス
- EdgeRails はちょっと更新が止まってる
- もっと追いたい人は公式リポジトリ github rails/rails
- 公式BTSはスパムが増えて追いづらい
- Githubは宇宙! Rubyコミュニティはつながる。PHPは島宇宙
- ウォッチャー数とフォーク数が人気度の指標
- よさげなプラグインは Asakusa.rb できく
- Ruby Toolbox ジャンル別に検索できる
- それってRails3で動くの? メジャーなものはけっこういける
- Screencast が豊富。Railscasts は毎日更新, 文字で読みたい人は ASCIIcasts, 公式サイトにRails3で変わったことガイドがあるので必見!
- Rails for Zombies
- Rails3 cheat sheets
- Ruby on Rails Turorial PDFのほうが読みやすい
- 公式 Rails Wiki 和訳は追いついてない
- Confreaks カンファレンスをウォッチする
- RubyConf, RailsConf, RubyKaigi RuRuKo
- OSSは人が作る
- 海外のオンライン媒体。RubyInside おすすめ。Engine Yard ブログ, 息抜きにRuby Quicktips
- はてダのRuby, RailsをRSSに登録するのもいい
- るびま
- ML: Ruby on Rails Talk 流量多いので検索する
- StackOverflow もよい
- RailsBridge コミュニティ?
- Rails勉強会東京, 関西
- 日本語による情報は少ない!@IT の Rails Hub でやっていく
2. Rails3を使おう! @masuidrive
- おさらい, Railsの歴史
- Rails の特徴 CoC, DRY, MVC, Full stack, Generator : Write less code
- Rails 1 から 2 になって使う人が増えた。1のころはRubyプログラマ自体が少なかった。
- Rails 2 で変わったこと: RESTful, JSON, security (えらい先生に吊るし上げられる), 多言語対応, パフォーマンス改善
- Rails 2 の問題。複雑すぎる(コードが多い)、遅い、プラグインがすぐ非互換になる、環境構築(レンタルサーバにない、依存関係が厳しいなど)
- 2のあとの流れ。Yet another Rails 的な
- Sinatra シンプル
- Merb + DataMapper モジュール差し替えの自由があるが不安定(非実用)
- Merb gets merged into Rails in 2008. モジュール構造、Plugin API, MatzRuby以外でも動作する
- Passenger: Apache モジュール。1サーバで複数のRailsアプリの管理もかんたん
- Heroku: Railsクラウド. Railsを基盤としてビジネスする人の増加(米)
- そして Rails3
- Sexy になった = きれいに書けるようになった。hash 渡し→メソッドチェーン
- フルスタックだがモジューラブル
- Arel: ActiveRecordの新しいクエリエンジン。SQLのところを抽象化
- Bundler: gemの管理。
- Rails 2 を Rails 3 へあげるべきか?
- 最新のRailsは一番いいRails。プラグイン対応、安定性、マイナーバージョンを飛ばしてあげるのは大変 2.3→3.0のうちにやるべし
- 3.0.3以降で安定してきた by アーロン
- モジュール構造になるとメソッド呼び出し回数が増え、どうしても遅くなる。3.0.2以降で改善
- ActiveRecord: ActiveModel, SQLAdapter, Arel(ここだけいじって速度をあげた。モジュール化の恩恵)
- 2からのコード書き換え
- Rails 3 でかわったところ
- User.find --> User.where
- 表記の省略がおおい。すっきり書ける
- Bundler 簡単にコマンド1つでインストール。関連gemを全部いれてくれたり
- ERb: default HTML escape
- ActionMailer の位置づけ
- script/* ---> rails *
- respond_to :html, :json, respond_with(@hoge)
- ActiveRecord の lazy loading
- 3でプラグイン非互換が減るかも、とかいろいろ期待される
- Titanium mobile の宣伝がありつつ終了
- 質疑応答
- Q.Ruby のバージョンは? A. 1.8.7 (1.9 も試してはいる)
- Q.Rails1 で動かしてるのはなぜ? A.終了したプロジェクトで工数をかけられない
今年は、いろいろありました
気づけばもう年の瀬。
2010年は、激動の一年でした。
公私共に、いままでのルールが通用しなくなる出来事がいくつも起こり、そのたびに戦術の変更を迫られました。そして、自分がいかに戦略なく生きてきたか思い知る一年でもありました。
一方で、たくさんの新しい出会いがあり、そして旧交の大切さも知ることができました。
人との繋がり、そして戦略。
これらがいざというとき、いかに支えになるか。
それを知ったこと、それが2010年に私が世界から得たものです。
お世話になった皆様、ありがとうございました。まだ見ぬ来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
DevLOVE HangarFlight に参加してきました
12/18 の DevLOVE HangarFlight - Winter Sortie - (Togetter) に行ってきました。
年末の総決算?ということで、とっても中身の濃いセッションが詰まっておりました。私が参加してきたのはこちら。
ユーザー系システム子会社での内製化の取り組み
個人的にもっとも興味深かったセッションです。「システムのことを何も知らない、そんなシステム子会社に存在意義があるのか」というおはなしをされていましたが、存在意義を問われているのはむしろ SIer のほうだと感じました。意識の高いユーザ系子会社が増えることで、より厳しい競争にさらされることになるのでしょう。
Pragmatic Excel Technics - モダンなExcel活用の原則と技法
Excel を嫌うのはやめよう、ツールは使いよう、というお話。ロジックとデータを分離する話、DSL で Excel 方眼紙を使いやすく、など濃いお話山盛りでした。質問できなかったのが少し心残りですが、Excel に対する見方が変わりそうな良いお話でした。
Google App Engineの勘所
GAEでシステム構築するときにハマりそうなことの共有。GAEについてはあまりよく知らなかったので、全編ためになるお話でした。「中小や個人が大規模エンタープライズにリーチできるよ」という夢のあるお話が印象的。
ビアバッシュ+LT大会
全部で20本近いLTがありましたが、どれも熱い内容ばかり。DevLOVEの恐怖を思い知ることに・・・僭越ながら、私も1つ(英語の技術文書を読む会のこと)お話させていただきました。ありがとうございました。